副理事長:梅田 りささん(写真右)、理事:高村 治輝さん(写真左中)
サンタバル実行委員会:田中 克典さん(写真左)/妹尾 一樹さん(写真右中)



楽しむことが社会貢献活動につながる


街中にサンタの衣装を来た人々が溢れ、そのイベントに参加して楽しむことが病院や子ども食堂で過ごす子どものプレゼントになるー。


”楽しむことが社会貢献活動につながる”と参加ハードルをググッっと下げ、社会貢献以前に大阪の街をもっと面白くしたいと活動を続けているのが『サンタラン』&『サンタバル』を企画・運営する、OSAKAあかるクラブの面々だ。


サンタバル実行委員長の梅田さんは、あかるクラブ副理事長も務めている「実はこれまでOSAKAあかるクラブがやっています!というのはあまり表には出さずにきました。来年に迫った大阪・関西万博に向けても、大阪が素晴らしい、面白い街で、子どもたちも笑顔になる街であることをアピールしたいんです」。


そもそもOSAKAかるクラブとはどのような団体なのだろう?


その答えをくれたのはあかるクラブ理事の高村さん。
「一言で言うと、”大阪を明るくラブな街にしよう!”というベタな(笑)名前が付いた団体です。
大阪を明るく、元気に。それを目指すためのイベント等を通じて、活気ある街づくりをしていこうということを目的にしています」。


OSAKAあかるクラブの発起人は故・やしきたかじん氏。高村さんはもちろん、田中さん、妹尾さんも本業をもちつつ、クラブの主旨に賛同し本業の傍らでイベント運営や広報などを担っている。


彼らと同世代の30代から70代まで世代も広い約150人がやしき氏の意思を継いで、大阪を明るく面白い街に!と汗を流している。


そんなOSAKAあかるクラブを代表するイベントとして成長を遂げたのが大阪で産声を上げた『サンタラン』『サンタバル』というふたつのイベントだ。「始めは『サンタラン』のみでスタートしたのですが、走るだけではなくて大阪は食い倒れの街なんだから、飲んで食べることが社会貢献になるイベントをやれないかなと提案したのが『サンタバル』でした」と梅田さん。


以降、『サンタラン』『サンタバル』の両輪で楽しく参加できる社会貢献として年を重ねるごとに認知度を広げ、今や開催されると在版テレビ局も大きく取り上げる季節の風物詩的なイベントへと成長した。


そして今年は大きなトピックスがひとつ!2009年に始まった『サンタラン』のイベント名を『サンタパレード』と刷新!生まれ変わるのだ。


「今までは大阪城公園内で開催していたので、公園にいる人だけが楽しんでいる感じでした。でもそれが街に出ていったら、もっと多くの人々に知っていただけると思いません?」と梅田さん。


街中にサンタの集団が現れたら単純に面白いし、楽しい。


それがアイデアの源となり、『サンタラン』は本町から難波までの約2.5kmをサンタ姿で練り歩く『サンタパレード』へと進化をとげることとなった。


街を盛り上げたい。その思いは来年の万博へ、そしてその先へと続いていく。