「大阪を明るくLOVEがあふれるまちに!」を活動理念に掲げ、社会貢献や地域活性化を目指すイベントの企画・運営を行う一般社団法人OSAKAあかるクラブ。
彼らが取り組むチャリティーイベント『サンタバル』は、今年10周年。節目を迎え、強化しているのが地域との連携だ。
「今年は『サンタバル』キックオフイベントを開催しようというアイデアが出てきて、北新地と大正タグボートの2エリアで行うことになりました」とOSAKAあかるクラブの副理事長の梅田さん。
そしてサンタバル実行委員長の田中さんは「実はそのアイデアは僕たちからではなく、各エリアの方から自分たちの地域を盛り上げたいからこそ、『サンタバル』と一緒になってイベントができないだろうかと提案があったのは驚きでした」と話す。
そういった地域との連携が生まれ始めたのは、10年の歳月をかけて『サンタバル』をたくさんの人に知ってもらえるようになったことが何より大きい。
「関わってくれる方も増えてきたことで、お問合せやお声がけいただくことも増えました。いろいろな地域とコラボすることで、いい相乗効果があれば嬉しいですよね」とサンタバル副委員長の坂本さんは、自分たちの取り組んできたことの広がりを肌で感じているそうだ。
そして今年は、『サンタバル』実行委員内で参加エリアごとに野上さん、井上さん、妹尾さんらエリアリーダーを設ける運営体制も整備。
若手メンバーへの世代交代を進めながら、毎月のチャリティーライブや子ども縁日も継続している。また長年にわたる活動と情報発信の積み重ねから、寄付で『サンタバル』を支援したいという団体も現れ始めた。
OSAKAあかるクラブが大切にしてきた、“病気とたたかう子どもたちに笑顔を届けたい”という熱い想いがしっかり広がっている証だ。
その想いは、これからの活動を担う学生スタッフにも受け継がれている様子。
今年『サンタパレード』で学生会議の代表を務める新熊さんは、医療の現場を志す大学生。
「入院している子どもたちにプレゼントを届けに行ったことで小児科の様子を知ることができたし、何よりプレゼントを渡した子はもちろんご両親やご兄弟を含めて家族全員で喜んでくれた姿はとても嬉しいものでした」と笑顔を見せる。
新熊さんは、この活動を通して将来は小児医療の道へ進むことを考えるようになったという。
『サンタバル』は10年をかけて参加店舗は約250店へ、参加エリアも北は中崎町・天神橋筋六丁目から、南は阿倍野・天王寺までググッと拡大。
12月上旬の大阪城公園でサンタ姿の人々が練り歩く姿も冬の風物詩となった。積み重ねてきた月日が実を結び、そこからまた新しいアイデアの種も生まれてゆく。
大阪はまだまだ面白い街になるはずだ。
一般社団法人 OSAKAあかるクラブ
野上宏輔さん(左)
サンタバル委員長:田中克典さん(左から2人目)
井上かすけさん(左から3人目)
サンタバル副委員長:坂本勇樹さん(右から3人目)
妹尾一樹さん(右から2人目)
OSAKAあかるクラブ副理事長:梅田りささん(右)
サンタパレード大阪学生会議代表:新熊晴乃さん(2枚目)

